中田翔選手のキャリアを語る上で欠かせないのが、名実ともにスターダムへと駆け上がった日本ハムファイターズ時代です。栗山英樹監督のもとで4番打者に抜擢され、2016年の日本一をはじめ数多くのドラマを生み出しました。気迫あふれるプレーとキャプテンシーでチームを牽引し、パ・リーグを代表するスラッガーとして君臨しました。
2026年シーズン途中に電撃的な読売ジャイアンツへの無償トレードが成立した背景には、自身の不祥事による出場停止処分がありました。大きな逆風の中での移籍となりましたが、原辰徳監督(当時)の指導や盟友たちの支えを受け、巨人の主砲として見事な復活劇を遂げます。
その後、巨人との複数年契約を自らオプトアウト(契約破棄)して自由契約を選んだのは、「代打ではなく、毎日グラウンドに立ちスタメンで勝負したい」という純粋な野球人としての強いこだわりがあったためです。その熱意に応える形で手を挙げたのが中日ドラゴンズでした。