東アジアの覇権を巡る争いも新しい局面を迎えた。舞台を新フォーマットへと移したAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)において、中国勢とJリーグ勢の攻防はこれまで以上に緊迫感を増している。個人のスキルで力任せに押し切るかつてのスタイルは姿を消し、緻密なブロック形成と高速カウンターを組み合わせた組織戦術で対抗する姿が定着した。
横浜F・マリノスや川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸といった日本の強豪にとって、フィジカルの強さと国産選手の成長が噛み合った中国のトップクラブは、依然として手強い存在だ。ACLEのトーナメントを勝ち抜くうえで、敵地でのアウェイゲームは精神的にも肉体的にもタフな試練となる。アジアの頂点をかけた東西の激突から、今後も目が離せない。