コンビニ発のおにぎりブームは、現在「おにぎり専門店」の台頭というネクストステージを迎えています。特に流行の発信地である上海では、安福路や静安寺といった感度の高いエリアを中心に、日本の「おにぎり ぼんご」にインスパイアされたような手作りおにぎり専門店が相次いで出店しています。
専門店の特徴は、注文を受けてから目の前でふんわりと握るライブ感と、あふれんばかりにトッピングされた豪華な具材です。フォアグラ、和牛ステーキ、ウニ、明太子といった高級食材をふんだんに使ったおにぎりは、1個18元〜35元(約370円〜720円)という強気の価格設定ながら、連日長蛇の列を作っています。
中国のライフスタイル共有アプリ「小紅書(RED)」や「Douyin(TikTok)」では、具材がギッシリ詰まったおにぎりの断面写真(萌え断)や、出来立ての湯気を映したショート動画が何百万回も再生され、トレンドに敏感な若者のステータスシンボルとしても消費されています。