中耳炎の鼓膜切開後に保育園はいつから?登園基準とプール注意点の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

夏場に保護者が最も頭を悩ませるのが、水遊びやプールへの参加タイミングだ。結論から言えば、鼓膜の切開創が完全に閉じ、耳鼻咽喉科専門医から許可が出るまではプールや水遊びは全面的にNGとなる。通常、切開した小さな穴は数日から1週間程度で自然に塞がるが、閉じる前に水が耳の中に入ると細菌感染を引き起こし、中耳炎が重症化・長期化する危険性があるからだ。

ここで混同されやすいのが、中耳炎を繰り返す子どもに行われる「鼓膜チューブ留置術」だ。チューブ留置中の水遊びに関しては、専用の耳栓を使用すればプール可能とする立場と、完全禁止とする立場があり、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会でも症例に応じた個別の判断が推奨されている。一方、単純な鼓膜切開術の場合は「創部が塞がるまでの数日間〜1週間程度の水全般の禁止」が一般的であり、シャワーや入浴時も耳に水が入らないよう細心の注意を払わなければならない。