中耳炎で鼓膜切開を受けた際、保護者が最も悩むのが「いつから登園させてよいか」というスケジュール感です。結論から言えば、処置当日は自宅で安静にし、翌朝の体調に問題がなければ登園可能とされるケースが多数を占めます。
判断の軸となるのは、切開创そのものよりも「全身状態の回復」です。具体的には以下の3点をクリアしているかを確認します。
・解熱しており、平熱〜微熱程度に落ち着いていること
・朝食や水分をしっかり摂取できていること
・痛みを訴えず、機嫌よく過ごせていること
鼓膜の切開部は非常に小さく、子どもの再生力であれば数日から1週間ほどで自然に塞がります。切開直後は麻酔が切れると一時的な違和感を覚えることもありますが、溜まっていた膿が抜けることで激痛から解放され、翌朝にはケロッと元気を取り戻す子どもも珍しくありません。朝の様子を慎重に見極め、普段通りの活気があれば登園を前向きに判断して差し支えありません。