「美容室にアイドルの写真を持っていくのは気恥ずかしい」「イメージ通りに伝わらない」というトラブルを防ぐためには、業界用語に頼りすぎず、具体的な長さと仕上がりの質感を伝えることが成功の鍵です。
表参道のトップスタイリストへの取材によると、顧客が中島健人風のヘアを希望する場合、以下の3点を整理して伝えると意思疎通のズレがほぼゼロになります。
- 前髪とサイドの境界線(もみあげ):「前髪は下ろしたときに目にかかるくらいで、センター分けしたときに自然にサイドへ流れるよう、目尻からこめかみにかけてレイヤーを入れてください」と依頼する。
- 後頭部のフォルム:「絶壁に見えないよう、後頭部の一番高い位置(ゴールデンポイント)に丸みを持たせ、襟足は首に沿ってタイトに締めてください」と指定する。
- 毛量調整のニュアンス:「梳きバサミで根元からスカスカにするのではなく、毛先中心に間引いて、束感と透け感が出やすい状態にしてください」と伝える。
なお、オーダー画像(写真)を見せる際は、正面だけでなく「横顔(サイド)」や「斜め後ろ」の角度が写ったスナップを計2〜3枚提示するのがベストです。本人の顔立ちそのものを真似るのではなく、「このシルエットと毛先のニュアンスを自分の骨格に落とし込んでほしい」と言い添えることで、担当美容師も骨格補正の提案がしやすくなります。