中村藤吉本店宇治本店!整理券裏ワザと最新限定スイーツを独占取材の総合ガイドを解説します。最新トレンドがチェックできます。

暖簾を守り続けて170余年。中村藤吉(初代)がこの地に茶商としての礎を築いて以来、暖簾の印である「丸に十」の屋号は宇治茶の品質と革新の象徴として歩んできた。所在地である京都府宇治市宇治壱番の地は、宇治の茶史においても中心的な役割を果たしてきたエリアだ。

かつては茶葉の選別や製茶が行われていた明治期の製茶工場跡や重要文化財級の町家建築は、現在も茶房やショップとして大切に活用されている。中庭にそびえる樹齢数百年を数えるクロマツ「元禄松」は、この場所が重ねてきた星霜を今に伝えるシンボルだ。歴史の息吹を感じながら味わうお茶は、日常の喧騒を忘れさせる特別な時間を約束してくれる。