かつての歌舞伎界では考えられなかったほど、現代はプライベートの発信がオープンになっている。獅童のInstagramなどに投稿される子供たちの日常は、多くのファンにとって癒やしの源だ。稽古中の真剣な眼差しから、家でふざけ合う姿まで、そのギャップがたまらない。
こうした等身大の発信は、歌舞伎という敷居の高い芸術を、より身近なものへと変える役割も果たしている。若い世代や、これまで歌舞伎に興味がなかった層が、彼ら兄弟をきっかけに劇場へ足を運ぶケースも増えているという。SNSは単なるプライベートの切り売りではなく、新たなファン層を開拓する強力なツールとなっているのだ。