東京19区を語る上で欠かせないのが、立憲民主党の重鎮・末松義規氏と、自民党の実力派・松本洋平氏による長年のライバル関係です。外務省出身で民主党政権期に首相補佐官などを務めた末松氏に対し、松本氏は自民党青年局長や内閣府副大臣、経済産業副大臣などを歴任してきました。
2005年のいわゆる「郵政選挙」で松本氏が初当選を果たして以来、2009年の政権交代選挙では末松氏が圧勝、その後は松本氏が奪還するなど、両者の対決はまさに一進一退の攻防が続いています。近年の衆院選でも、小選挙区で敗れた側が惜敗率の高さを武器に比例復活当選を果たすケースが常態化しており、全国的にも稀に見るハイレベルな接戦区として定着しました。