この豪邸にまつわる最大の関心事は、ネット上で半ば都市伝説化している「巨大地下シェルター」と「専用ヘリポート」の存在です。真相はどうなのでしょうか。
まず地下構造についてですが、建築計画の概要からも地上1階に対して地下が2〜3階層にわたる構造であることが確認されています。斜面の高低差を利用した構造物であると同時に、地下部分には大規模な自家発電設備、ろ過システムを備えた受水槽、ワインセラー、複数の大型車を格納できる地下ガレージが組み込まれています。外部からのライフラインが遮断されても長期間自給自足できる仕様となっており、これが「有事のための地下シェルター」「核シェルター」と表現されて拡散したのが真相です。
一方の「ヘリポート」については、敷地内にヘリコプターが離着陸可能なフラットな芝生広場や車寄せスペースは確保されているものの、長野県や軽井沢町の厳しい自然保護協定および航空法上の常設ヘリポートとして正式認可されているわけではありません。緊急時のドクターヘリや要人輸送の臨時離着陸を想定したスペースというのが現実的な見方です。