白鳥コントの面白さを極限まで引き上げたのは、志村さんと共演者たちとの絶妙なコンビネーションです。特にドリフ大爆笑 白鳥の湖における志村けん 加藤茶 白鳥コントは、日本のお笑い史に残る名場面として知られています。
加藤茶さんも同様に白鳥のチュチュを履いて登場し、二羽の白鳥として並んで踊るシーンでは、チャイコフスキーの「四羽の白鳥の踊り」に合わせて息の合ったステップを披露。志村さんの白鳥が加藤さんの股間をつつき、加藤さんが「痛ってぇな!」とリアクションを取る、あるいは加藤さんの白鳥が意図せぬ方向へ曲がってしまい志村さんがツッコミを入れるといった、阿吽の呼吸による掛け合いが展開されました。
その後、番組が志村けんのだいじょうぶだぁ 白鳥や志村けん バカ殿様 白鳥へと引き継がれるなかで、いしのようこさん、松本典子さん、ダチョウ倶楽部といった面々が巻き込まれ、コントのバリエーションはさらに拡大。バカ殿様が城内で突然白鳥姿になって家老を困惑させるなど、キャラクターのクロスオーバーによって笑いの幅を広げていきました。