織山尚大を語る上で欠かせないのが、観る者の視線を釘付けにする圧倒的なダンスの実力です。彼のダンスは単なる技術の正確さにとどまらず、指先や毛先の動き、呼吸の一つひとつに物語を宿らせるコンテンポラリーダンス的なエモーショナルさを備えています。
幼少期からマイケル・ジャクソンに強い憧れを抱き、徹底的に身体言語を磨き上げてきた経緯があります。少年忍者のオリジナル楽曲やコンサート演出において彼が手掛けるコレオグラフィー(振付)は、大人数編成の立体的なフォーメーションと、メンバー個々の感情の揺らぎを融合させた独創的な構成が高く評価されています。
音楽が鳴った瞬間に人格が変貌するかのような「憑依型」のパフォーマンスは、ステージ上の空気を一変させる力を持っています。楽曲の世界観に自らを完全に溶け込ませる姿勢こそが、ジュニア内でも突出した評価を獲得している最大の要因です。