【真相】ジョン・レノンとオノ・ヨーコはなぜ惹かれ合った?解散の謎と現在の姿

【真相】ジョン・レノンとオノ・ヨーコはなぜ惹かれ合った?解散の謎と現在の姿

【真相】ジョン・レノンとオノ・ヨーコはなぜ惹かれ合った?解散の謎と現在の姿の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

2人の物語が動き出したのは、1966年11月7日、ロンドンのインディカ・ギャラリーでした。オノ・ヨーコの個展プレビューに足を運んだジョン・レノンは、脚立を登り虫眼鏡で天井の小さな文字を見る体験型アート『天井の絵(Ceiling Painting)』と対峙します。そこに書かれていた言葉は、否定ではなく肯定を意味する「YES」の一言でした。過密なスケジュールと名声のプレッシャーに疲弊していたジョンにとって、このポジティブな受容のメッセージは魂を揺さぶる衝撃となったと、後のインタビューで本人が述懐しています。

ジョン・レノンとオノ・ヨーコの馴れ初めを語る上で欠かせないのが、ジョンが抱えていた幼少期の深いトラウマです。幼くして母ジュリアと離別し、後に再会した直後に交通事故で死別するという過酷な喪失体験を経験したジョンは、無意識のうちに「絶対的な母性」と「揺るぎない知性」を併せ持つパートナーを求めていました。当時すでに国際的な前衛芸術運動「フルクサス」の旗手として独立した世界観を確立していた7歳年上のヨーコは、ジョンにとって単なる恋人ではなく、精神的な導き手であり、対等に知的な対話ができる唯一無二の存在だったのです。

ジョンがヨーコに惹かれた理由は、彼女が「ビートルズのジョン・レノン」という虚像に一切媚びることなく、一人の人間・表現者として厳格に対峙した点にあります。ジョンは後年、「僕たちは1つの体に入った2つの魂だ」と語っており、出会った瞬間から精神的な共鳴が始まっていたことが窺えます。

山本 拓海
Author

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。