最も大きな違いは、やはり調理法と仕上がりの状態にある。ドライカレーは、ご飯と具材を一緒に炒める「チャーハン型」や、ひき肉のドライなルーをご飯の上に乗せる「トッピング型」など、スタイルが幅広い。共通しているのは、水分がほぼ完全に飛ばされている点だ。
対して、キーマカレーはあくまで「煮込み料理」である。ひき肉の旨味をじっくりと引き出しながら、玉ねぎやトマトの水分、そして少量のスープで煮込む。そのため、ドライカレーに比べてしっとりとした質感があり、口当たりも滑らかだ。ひき肉以外の具材のバリエーションも、キーマの方がシンプルに肉を引き立てる構成になっていることが多い。