芸能界におけるバストの噂を検証する際、多くの読者が見落としがちなのが体重変化(体重増減)に伴う脂肪の配分とインナーウェア技術の進化です。
女性の乳房組織の約90%は皮下脂肪で構成されています。真木よう子は過去のインタビューやテレビ特番において、役作りのために数キロ単位の増量や減量を行うことを明かしています。体重が2〜3kg増加しただけでも、胸元に脂肪が乗りやすい体質の場合、カップ数が1〜2サイズ変動することは医学的にも極めて自然な現象です。
また、近年の映像業界で使用されるスタイリング用インナー(高機能リフトアップブラやヌーブラ、ボディスーツ)の進化は目覚ましく、メスを入れずともデコルテのボリュームやバスト位置を劇的に変化させることが可能です。ネット上で拡散される「比較画像」の多くは、スレンダーに絞り込んだ時期の写真と、ふくよかな時期やドレスアップ時の写真を恣意的に並べたものであり、これらが根拠のない豊胸説を増幅させる一因となっています。