当取材班の追跡調査によって、詐欺グループが客寄せパンダとして多用している人物の共通点が浮き彫りとなった。最も悪用頻度が高いのが、実業家の前澤友作氏や堀江貴文氏、そして経済アナリストの森永卓郎氏ら、メディア露出が多く知名度が抜群に高い面々だ。「前澤友作の特別株式教室」や「堀江貴文が教える爆益銘柄」といった広告文句は、本人たちとは一切無関係である。
こうした著名人なりすまし詐欺では、本人の実名だけでなく、「前澤氏の側近助手」や「堀江塾の専任カウンセラー」といった架空の偽名・肩書も多用される。被害者は「本人が直接指示しているわけではないが、信頼できるチームだ」と思い込まされ、判断力を奪われていくのだ。