国内のカラオケ大手事業者が発表した2026年上半期の楽曲ランキングによると、往年の名曲を押しのけて上位に急浮上した。特筆すべきは、歌唱層のデータだ。50代〜60代の往年のファン層と、10代〜20代の若者層の2つのピークが存在する、完璧な二極化=全世代型のヒットとなっている。
週末のカラオケ店を覗くと、世代を超えた相乗効果が見て取れる。上司と部下の飲み会で若者がこの曲を歌い出し、年配層が驚きとともに大合唱するシーンも珍しくない。かつて「世代の分断」を象徴していた音楽の壁が、レトロリバイバルという触媒によって鮮やかに取り払われている。