長野県PRキャラクターとして活動する「アルクマ」は、もともと2010年のJRデスティネーションキャンペーンに合わせて誕生しました。緑色のクマに赤いりんごの被り物というアイコニックな姿は瞬く間に県民の心を掴み、2019年の「ゆるキャラグランプリ」ご当地部門で見事に全国優勝を成し遂げました。
アルクマがグランプリを制覇できた最大の理由は、「徹底した現場主義のグリーティング」と「変幻自在のビジュアル展開」にあります。県内のあらゆるイベントや観光プロモーションへ精力的に足を運び、ファン一人ひとりと丁寧に対話する姿勢が強固な支持基盤を築きました。
特にファンの注目を集めるのが、トレードマークである被り物(帽子)の種類の豊富さです。基本の「信州りんご」をはじめ、以下のような多彩なバリエーションが存在します。
- 信州そば:ざるそばを模した粋なスタイル。
- 栗(小布施栗):秋の味覚をアピールする栗の殻デザイン。
- 真田兜:六文銭があしらわれた勇壮な鹿角兜バージョン。
- 北アルプス:雄大な雪山を頭上に冠した登山仕様。
- ワイン・ぶどう:信州産ワインや名産のぶどうをあしらったシックな装い。
- 市松模様(スキー用ヘルメット):ウィンタースポーツ王国ならではのスポーティな姿。
「寒がりだからいつも何かを被っている」という可愛らしい公式設定も相まって、訪れる季節やイベントごとに異なる姿を見せてくれる演出が、リピーターを惹きつけて離しません。