二人の出会いのきっかけは、日本中が熱狂に包まれた1964年の東京オリンピックでした。語学力と知性を買われた亜希子さんは、各国のVIPをアテンドするコンパニオン(コンパニオン・コンパニオンシップ要員)に抜擢され、大会の顔として活躍していました。
その際、大手新聞社・報知新聞が企画した「長嶋茂雄と東京五輪コンパニオンの座談会」が運命の舞台となります。そこに登場した亜希子さんの気品ある佇まいと美しさに、ミスターが一目惚れ。「僕の一目惚れでした」と後に公言した通り、出会ってからわずか40日足らずで婚約発表という超スピード婚約劇へと発展しました。
1965(昭和40)年1月26日、ホテルニューオータニで執り行われた結婚披露宴は政財界・スポーツ界・芸能界から約1,000人以上が詰めかけ、世紀のロイヤルウェディングさながらに全国中継される歴史的イベントとなりました。