Q1:占守島の戦いでソ連軍を撃破した樋口季一郎中将は、なぜ戦犯にならなかったのですか?
A1:ソ連側は自軍に大損害を与えた樋口中将を「戦犯」として強硬に身柄引き渡しを要求しました。しかし、かつて樋口中将が満州で救出したユダヤ人たちが世界ユダヤ協会を通じてアメリカ政府首脳へ強力な嘆願活動を展開。マッカーサー元帥率いるGHQがソ連の要求を断固拒否したため、ソ連への引き渡しを免れました。
Q2:占守島へは現在、一般の日本人が観光や慰霊で渡航することはできますか?
A2:現在、一般人が自由に観光等で上陸することはできません。占守島はロシアの実効支配地域(サハリン州)であり、ロシアの国境警備隊が管轄する軍事・国境警備区域に指定されています。かつては特別な慰霊団やチャーター船による限定的な上陸調査が行われた時期もありましたが、近年の国際情勢悪化に伴い渡航のハードルは極めて高くなっています。
Q3:戦車第11連隊の「士魂」という愛称は、自衛隊に引き継がれているというのは本当ですか?
A3:本当です。陸上自衛隊第7師団に所属する「第11戦車隊」(北海道恵庭市・北恵庭駐屯地)は、戦車第11連隊の精神と伝統を継承し、現在も公式に「士魂」の愛称を受け継いでいます。部隊が保有する戦車の車体や装備には、今も誇り高く「士魂」の文字が刻まれています。