根拠のないスキャンダルをものともせず、沢口靖子は自らの演技力と実力で国民的評価を確立した。その象徴が、テレビ朝日系列で四半世紀以上にわたり放送されている代表作『科捜研の女』である。
科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ役を演じ続ける彼女の姿は、もはや日本のサスペンスドラマ史において欠かせないアイコンとなった。現在では地上波放送のみならず、TVerやTELASAといった動画配信プラットフォームを通じて若い世代にも広く親しまれている。時代が移り変わり、視聴スタイルが多様化しても、彼女が放つ唯一無二の存在感は色褪せることがない。