カードの物理的な破損以外にも、ゆうちょ銀行のサービス改編に伴う仕様変更が利用者の混乱を招いています。かつて強固なセキュリティとして普及した指静脈等によるゆうちょ生体認証機能終了に伴い、従来の生体認証対応ICカードを使用していた層において、限度額設定の引き下げや認証エラーが表面化しました。
現在、ゆうちょ銀行はICチップ内部の暗号鍵による標準的なセキュリティ仕様へ完全移行していますが、古い仕様のまま放置されているカードでは最新ATMの一部取引で不具合が生じるケースが報告されています。さらに注意が必要なのが、過去に発行されていた複合型カードであるゆうちょSuicaカード更新やゆうちょキャッシュカード有効期限にまつわるトラブルです。
ゆうちょSuicaカードは新規発行および自動更新が終了しており、有効期限を迎えた段階で通常の単体ICキャッシュカードへの移行が求められます。Suica残高の払い戻しや定期券情報の引き継ぎ手続きを怠ると、交通機関での利用停止だけでなく、チャージ残高の一時的な凍結といった不利益を被るリスクがあるため、公式のアナウンスに基づいた適切なゆうちょICキャッシュカード切り替えが急務となっています。