ゆりあげ港朝市の魅力を余すところなく味わい尽くすためには、綿密な時間配分が欠かせません。「朝ゆっくり起きて10時頃に着けばいい」と考えていると、駐車場待ちで時間を浪費し、炉端焼きの座席は空きがなく、お目当ての海鮮も完売という事態に直面します。編集部が現地調査から割り出した、失敗しないための「黄金タイムスケジュール」は以下の通りです。
【推奨モデルコース:朝7:00現地着のスマート攻略】
◆ 07:00〜07:45|現地到着&まずは「朝ラーメン」で身体を温める
名取ICを降りてスムーズに無料駐車場へ入庫できるのがこの時間帯です。入場したら、まず向かうべきは人気ラーメン店。市場の朝風で冷えた身体に、煮干し出汁や鶏ガラが効いたあっさり醤油スープのゆりあげ港朝市の朝ラーメンが染み渡ります。名店として名高い「天童製麺」などの中華そばは、8時を過ぎると長蛇の列ができるため、到着直後のファーストアクションで攻めるのが鉄則です。
◆ 07:45〜08:45|鮮魚ブースで食材調達&名物「浜焼き炉端」を堪能
ラーメンで胃袋を温めた後は、朝市のハイライトである閖上港朝市の浜焼き炉端へ向かいます。場内各所の鮮魚店で、殻付きのホタテ、三陸産カキ、特大エビ、名物の赤貝などを目利きしながら購入。購入した海鮮を、場内に設置された誰でも自由に利用できる無料炭火炉端コーナーへ持ち込みます。朝8時台前半であれば、比較的スムーズに焼き台のスペースを確保できます。炭火の強火で弾ける貝汁の香ばしさは、市場ならではの醍醐味です。
◆ 08:45〜09:45|名物グルメの食べ歩きと場内散策
浜焼きを楽しんだ後は、場内の露店を巡ります。評判の「閖上水餃子」でモチモチの皮とピリ辛スープを味わい、秋から初春のシーズンであれば名取の至宝である「せり鍋」の湯気に吸い寄せられるのも贅沢なひとときです。朝獲れの干物や地元野菜の買い出しもこのタイミングが最適です。
◆ 09:45〜10:30|白熱のエンターテインメント「日曜競り市」へ参戦
午前10時が近づいたら、朝市中央の特設競り場へ移動します。威勢の良い競り人の掛け声とともにスタートするゆりあげ港朝市の日曜競り市は、一般の観光客が誰でもその場で競りに参加できる唯一無二のイベント。鮮魚の詰め合わせ箱や高級フルーツが、市場価格の半値以下で次々と落札されていく光景は圧巻のエンターテインメントです。