ネット上の旅行ガイドで「年中無休で賑わう」と書かれていることがありますが、これは正確ではありません。魚の棚商店街を訪れる際に最も警戒すべきが、通称「木曜日の罠」です。
明石浦漁港をはじめとする地元漁港の「昼網(午後のセリ市)」は、毎週木曜日が休漁日に設定されています。これに連動して、商店街にある鮮魚店の約40〜50%が木曜日を定休日に指定しています。玉子焼店や一部の飲食店、乾物・お土産店は営業しているものの、市場特有の活気あふれる競り声やピチピチと跳ねる鮮魚が並ぶ光景を期待していくと、シャッターの多さに肩を落とすことになります。
鮮魚の買い付けや最も活気あるアーケードの雰囲気を楽しみたいのであれば、金曜日、土曜日、日曜日、月曜日の訪問を選択するのが賢明です。特に昼網で獲れた魚が店頭に並び始める13時30分から15時にかけては、地元客と料理人が入り混じる本物の市場の熱気に触れられます。
また、駐車場事情にも注意が必要です。商店街専用の大規模無料駐車場は存在せず、周辺の提携コインパーキングを利用することになります。休日の11時から14時にかけては駅前南側の道路が駐車場待ちで渋滞するため、特別な事情がない限りはJR新快速で三ノ宮から15分、大阪から37分で直結する明石駅からの鉄道利用が最も時間効率に優れています。