彼女の足跡を語る上で外せないのが、90年代半ばに巻き起こった一連の連続テレビドラマブームだ。特に1995年に日本テレビ系列で放送され社会現象となった『家なき子2』では、堂本光一演じる木村インディの異母妹・黒崎すず役を熱演。「エリカが例えてあげる」という強烈な決め台詞とともに、イジワルでありながらどこか憎めないお嬢様キャラを完璧に演じ切り、一躍全国区の知名度を獲得した。
勢いは止まらない。翌1996年にはテレビ朝日の月曜ドラマ・イン枠で放送された『イグアナの娘』に出演。主人公の妹役として複雑な感情表現を自在にこなし、演技派としての評価を確実なものにした。日本テレビやテレビ朝日を中心としたゴールデン帯ドラマに引っ張りだことなり、当時の若手女優のなかでも唯一無二のポジションを確立したのだ。