吉本興業の養成所であるNSCをはじめ、各芸能事務所が運営するスクールにおける「相方探しの現場」も時代とともに変化しています。
かつてのNSC相方探しといえば、入学直後の「相方探しの会」や授業前後の立ち話など、限られた空間での直談判が基本でした。しかし現在では、吉本興業相方マッチングアプリの導入や公式掲示板の整備など、デジタルを活用した公式なマッチング機会が大幅に増えています。
養成所内でのマッチングは、全員が一定の学費を払い「プロを目指す」という共通の覚悟を持っているため、ネット掲示板に比べてモチベーションのブレが少ないという決定的な利点があります。その一方で、入学から数か月以内にコンビを結成・解散するスクラップ&ビルドが頻発するシビアな世界でもあり、柔軟なフットワークと自己プロデュース力が試されます。