スマートフォンの普及によって、タレントのプライベートを暴くスピードは劇的に上がった。写真週刊誌だけでなく、一般人の目撃ツイートや過去のSNS投稿の特定班による検証など、包囲網はどこまでも狭まっている。
しかし、過度な詮索や人格否定に近いバッシングは、時に当事者の心を深く傷つける。エンタメとしてゴシップを楽しむ風潮の裏で、個人の尊厳をどこまで守るべきかというメディア倫理の問いは、今まさに重くのしかかっている。真偽不明のデマや悪質な誹謗中傷が拡散されるリスクに対し、受け手である私たち自身のリテラシーも問われている。