組体操の基本であり、全体の統一感を出すために欠かせないのが「扇」と「飛行機」です。形を作るだけでなく、指先まで神経を行き届かせることで完成度が一段と上がります。
1. 扇(おうぎ)のやり方とポイント
中央の1名が土台となり、左右の2名が外側に傾いて綺麗な扇型を作る技です。
- 手順:
- 中央の人は足を肩幅より広めに開き、しっかりと腰を落として立つ。
- 外側の2人は、内側の足を中央の人の足の外側にぴったり密着させる。
- 中央の人と左右の人がお互いの手首をしっかり握り合う(指先だけを掴むのは危険)。
- 「せーの」の合図で、外側の2人が斜め外側へ体重を預け、空いている外側の手を斜め上へピンと伸ばす。
- 成功のコツ:外側の人は足首から頭まで一直線を保つ意識を持ちます。腰が引けて「く」の字に曲がると扇の美しさが損なわれるため、お腹とお尻に力を入れて一直線に倒れるのがポイントです。
2. 飛行機のやり方とポイント
土台の背中に乗り手がうつ伏せで乗り、大空を飛ぶようなシルエットを作る技です。
- 手順:
- 土台となる2名は四つん這いになり、肩と腰をぴったりくっつけて並ぶ。
- 乗り手は2人の背中の真ん中に乗り、お腹を土台の腰〜背中あたりに密着させる。
- 乗り手は両手を左右に広げ、両足を後ろへ真っ直ぐ伸ばして水平姿勢をキープする。
- 成功のコツ:土台の2人は背中を丸めず、平らなテーブルを作るイメージで四つん這いを維持します。乗り手は背筋を使って胸を張り、目線を斜め前上方に向けると、遠くから見たときにダイナミックな飛行姿勢が際立ちます。