画面の向こう側で見せる公の顔とは別に、プライベートや舞台裏での彼はどんな人物だったのだろうか。かつて共に「てれび戦士」として切磋琢磨した仲間たちや番組制作スタッフの証言からは、彼の人柄がより一層浮かび上がってくる。
撮影の合間、楽屋で見せる彼は、仲間想いでどこまでも優しい少年だった。年下の戦士には優しく声をかけ、悩みがあれば寄り添い、撮影で失敗した仲間を真っ先にフォローする。サーカス部をはじめとする過酷なロケ企画でも、弱音を吐かずに周囲を鼓舞し続けた姿が今も語り継がれている。
制作関係者が口を揃えるのは、彼の「誠実さ」だ。挨拶ひとつ、一言の返事にも心がこもっており、子供でありながら一人のプロフェッショナルとしての誇りを持っていた。そのまっすぐな生き方こそが、周囲の人々を引き寄せて止まなかった理由だ。