今回の動きは、近隣で進む神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業と切っても切れない関係にある。渋谷区役所が牽引するグランドデザインに基づき、原宿から渋谷にかけての回遊性を劇的に向上させる回廊型まちづくりが進行中だ。
住友不動産株式会社が手掛けるこの再開発計画は、単一の建物を新しくするだけにとどまらない。周辺の歩道拡幅や緑地スペースの確保、災害時の広域避難拠点としての機能付与など、公共的な役割も色濃く反映されている。かつてファッションの街としての一面が際立っていた原宿が、いまや安全面と環境配慮を兼ね備えた高機能都市へと変革を遂げようとしているのだ。