現在の日本のエンターテインメント業界を見渡すと、多くの女性アイドルグループがマルチな才能やセルフプロデュース力を求められている。その萌芽は、間違いなく彼女たちの活動スタイルの中に存在していた。ライブパフォーマンスだけでなく、モデル活動、タレント業、バラエティ番組への適応力など、多角的な露出を図った先駆的な試みは、現在のアイドルシーンのスタンダードとなった。
原宿という流行の最先端都市で育まれた独自のセンスは、次世代のアーティストたちにとってもひとつの規範となっている。ライジングプロダクションが仕掛けた「劇場発・マルチ展開型」のスキームは、まさに令和のエンタメ業界におけるビジネスモデルの礎となったと言える。