発端は2026年暮れ、原宿の小さなポップアップショップだった。7色のグラデーションが施された極厚のマシュマロをガスバーナーでじっくり炙り、外側をカリッと焦がしながら一口かじる動画。その瞬間に響き渡る「シュワっ、トロッ」という音がTikTokのアルゴリズムに乗り、一夜にして爆発的な再生数を叩き出した。
従来のマシュマロと言えば、バーベキューのついでに焼くか、ホットチョコレートに浮かべる脇役が相場だった。しかし、今年のトレンドは完全に主役。店舗前には連日、開店前から3時間以上の行列ができ、整理券は毎朝数分で配布終了となる大盛況ぶりだ。