元関脇・朝赤龍の現在!名門高砂部屋を継承した真相と朝青龍との絆の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

朝赤龍が土俵を去ったのは2017年5月場所のことでした。幕内通算58場所を務めた実力者でしたが、現役晩年は度重なる怪我との戦いを強いられました。

特に首や腰、膝の痛みが深刻化し、得意の俊敏な動きや足技が影を潜めるようになります。関取の座(十両)から幕下へと番付を落としてもなお現役を続行した姿は、多くのファンの胸を打ちました。幕下に落ちた元三役力士は早期に引退を決断するケースも少なくありませんが、朝赤龍は「相撲が取れる喜び」を噛みしめるように土俵に上がり続けました。

しかし、身体の限界は確実に近づいていました。2017年5月場所、幕下の地位で土俵を務めた後、現役引退を発表。引退会見では「悔いはありません。入門した時はここまで長く相撲を取れるとは思っていなかった」と晴れやかな笑顔で語り、17年間にわたる現役生活に静かに幕を下ろしました。