2017年10月、千葉県船橋市内の路上で自転車とともに倒れているのが発見されたニュースは、日本中に大きな衝撃を与えた。急性硬膜下血腫などの重症で緊急手術が行われ、一時は意識不明の重態に陥るという切迫した事態。そこから執刀医も驚くほどの回復を見せ、意識を取り戻した後は地道なリハビリテーションを開始した。
現在の病状については、日常生活を車椅子や杖を併用しながら穏やかに過ごせるレベルまで持ち直している。言語障害や麻痺といった後遺症と向き合いながらも、焦らず自分のペースで身体を動かすトレーニングを継続中だ。一歩一歩踏みしめる足取りには、現役時代に培った強い精神力が垣間見える。