日米両政府の公式合意により、アメリカ主導の国際月面探査「アルテミス計画」において、日本人宇宙飛行士2名が月面に降り立つことが正式決定しています。アメリカ人以外の宇宙飛行士として世界で初めて月面を踏む栄誉を日本人が担う可能性が高まっており、宇宙開発史の大きな転換点を迎えています。 この歴史的ミッションの主役として熱い視線が注がれているのが、2026年選抜で合格し、基礎訓練を修了して正式にJAXA宇宙飛行士として認定された諏訪理(すわ まこと)氏と米田あゆ(よねだ あゆ)氏です。
- 諏訪 理 宇宙飛行士:世界銀行の上級防災専門官として気候変動・防災プロジェクトを率いた経歴を持ち、国際政治・多国籍チームのマネジメントに長けた即戦力。地質学・地球科学のバックグラウンドは月面探査のフィールドワークに直結する。
- 米田 あゆ 宇宙飛行士:東京大学医学部附属病院等で外科医として勤務。極限下での迅速な判断力、微細な手技、緊急医療の専門知識を有し、日本人女性宇宙飛行士としては向井千秋氏、山崎直子氏に続く3人目の快挙。
現在、両名はヒューストンを拠点に、NASAの次世代宇宙船「オリオン」や民間着陸船のシステム習得、月面探査を想定した野外地質学トレーニング、無重量環境下での船外活動(EVA)シミュレーションを重ねています。 一方で、古川聡氏、油井亀美也氏、大西卓哉氏、金井宣茂氏といった経験豊富な現役ベテラン宇宙飛行士たちも、国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在任務を着実に遂行しながら、月周回有人拠点「ゲートウェイ」の運用準備を進めています。ISSでの科学実験や船外活動で培われた日本の技術的プレゼンスが、月面着陸ミッションの成功を支える強固な基盤となっています。