玉置浩二が最初に結婚を選んだのは、まだ全国的なスターダムに駆け上がる直前の1983年のことだ。お相手は同郷・北海道の一般女性で、アマチュア時代からバンド「安全地帯」の下積み期を共に支えてきた存在だった。
しかし、デビュー曲『ワインレッドの心』の爆発的ヒットを皮切りに、バンドは一躍トップスターへと登り詰める。多忙を極めるスケジュールと狂乱のような熱狂の中で生活環境は一変し、すれ違いが生じるようになった。結局、1986年に二人は離婚を選択。過酷な音楽業界の旋風の中で、最初の婚姻生活は短い期間で幕を閉じることとなった。