一歩足を踏み入れると、天井高を活かした開放的な空間が広がる。従来製品が美しく並べられた木製テーブルの奥、これまでバックヤードや展示用に使われていたセクションが、まったく新しい「空間コンピューティング・スタジオ」へと変貌を遂げていた。
壁面を覆う超高精細ディスプレイと、音響振動をミリ単位で制御する特殊な音響パネル。来場者は最新のヘッドセットや空間端末を装着し、自分が作った3Dモデルや映像作品をその場にシームレスに投影できる。触覚フィードバックを備えた什器に触れると、デジタル上の質感が指先へリアルに伝わってくる。買い物を忘れて没頭する訪問者の姿が印象的だ。