浴室乾燥機の掃除完全ガイド|黒カビ拡散を防ぐ自力手入れと業者相場に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。

住宅で広く普及しているツートップメーカーであるTOTO「三乾王」とパナソニック製浴室換気乾燥機では、設計思想とお手入れ構造に若干の違いがあります。各メーカーの取扱説明書に基づくポイントを把握しておくとスムーズです。

【TOTO 三乾王(TYBシリーズなど)】
三乾王の多くは、パネル側面にフィルターの引き出し口が設計されています。スライドロックを解除して手前に引き出す構造ですが、無理な角度で引き抜くと樹脂製のガイドレールが破損することがあります。また、三乾王には「フィルター掃除サイン(ランプ)」が搭載されており、累積稼働時間が一定に達すると点灯します。清掃後は本体またはリモコンの「リセットボタン」を長押ししてランプを消灯させる操作を忘れないようにしてください。

【パナソニック 浴室換気乾燥機(GVLシリーズなど)】
パナソニック製はワンタッチでフィルターが着脱できるスライド構造が多く採用されています。ルーバー部分が電動で動く機種が多いため、手動で無理にルーバーの角度を変えようとするとギアが破損する恐れがあります。ルーバー周辺の清掃時は必ず電源を「切」にした状態で行い、可動部に強い力を加えないよう注意が必要です。また、パナソニックのフィルターは非常に微細なメッシュ構造になっている場合があるため、硬いタワシや研磨剤入りスポンジの使用はメッシュ破れの原因となるため禁止されています。