事故が発生したのは、沖縄県与那国町の自然豊かな鍾乳洞です。洞窟探検ツアーに参加していた観光客男女2名と、現地を案内していた20代の男性ネイチャーガイドの計3名が予定時刻を過ぎても戻らないことから、現地の関係者によって通報が寄せられました。
一行が足を踏み入れていたのは、観光地として整備された歩道のある洞窟ではなく、ヘルメットやヘッドライトを装着して進む本格的な未舗装鍾乳洞でした。ツアー開始時は平穏だった天候が急変し、島内を襲った激しいスコールによって、洞窟内部へ膨大な量の雨水が流入。退路となる低地エリアがあっという間に冠水し、外部への脱出が完全に不可能な状態へと陥りました。
電波の届かない地下空間で消息を絶った3名の安否をめぐり、島内には瞬く間に緊張が走りました。