実際のところ、幼馴染とゴールインする夫婦はどれほど存在するのだろう。国立社会保障・人口問題研究所が実施した出生動向基本調査や、厚生労働省の人口動態統計の関連データを紐解くと、幼馴染や幼少期からの知人と結婚したカップルの割合は、婚姻全体の約1%から2%程度にとどまることがわかる。同じ学校の同級生や近所の幼馴染を含めても、数%程度の極めて稀なケースだ。
さらに、リクルートブライダル総研が発表した近年の意識調査データにおいても、結婚相手との出会いのきっかけの上位を占めるのは「職場・仕事関連」や「友人の紹介」、そして近年急拡大したアプリ等のサービスである。幼少期からの幼馴染と結ばれる確率は、数値だけで見れば決して高くない。しかし、その稀少性こそが「奇跡のロマンス」として強い魅力を持ち続けている要因でもある。