この沈黙の真相が白日の下に晒されたのは、年明けに放送された有吉自身の冠ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(通称・サンドリ)でした。リスナーからの直球の質問に対し、有吉は当時の壮絶な舞台裏を赤裸々に語り始めました。
有吉の証言によると、イヤモニ(イヤーモニター)からはフロアディレクターや総合演出からの怒号に近いカウントダウンが響いていたといいます。「残り15秒!」「巻きで!」「コメント短めで!」という矢継ぎ早な指示が飛ぶなか、最終的に手元のカンペと残り秒数を照らし合わせた結果、中途半端に言葉を発すれば番組終了のブツ切り事故になりかねない状況でした。
「あそこで中途半端に『ありがとうございました!』とか叫んで途中で切れるのが一番みっともない。だから黙って頭を下げた」と語った有吉。沈黙は決してパニックに陥った結果ではなく、極限のプレッシャーのなかで下したミリ秒単位の合理的決断だったことが判明しました。