時代が大きな節目を迎えるなか、Hey! Say! JUMPは結成から年月を経てもなお、グループとしての結束力を強めている。メンバー全員が30代を迎えた今、彼らが提示するのは単なる若さの熱量ではない。円熟味を増したパフォーマンスと、メンバーそれぞれの個性が有機的に結びついた新しいJ-POPの形だ。その中心でバランサーとしても推進力としても機能しているのが有岡大貴である。
STARTO ENTERTAINMENTへの移行以降、所属アーティストには個々のプロデュース力やセルフブランディングがより強く求められるようになった。有岡はいち早くこの環境変化を前向きに捉え、グループのライブ演出や楽曲制作におけるアイデア出しに深く関与してきた。単に与えられた役割をこなす受動的な姿勢はそこにはない。舞台裏を知る制作スタッフは「彼は現場の空気を瞬時に読み取り、全体の調和を崩さずに新しい風を吹き込む天性の感覚を持っている」と証言する。