命や神経麻痺のリスクも伴う大手術を藍里さんが託したのは、頭蓋顎顔面外科の分野で高い実績を持つ山口憲昭(やまぐち のりあき)医師でした。当時「Regno Clinic SBC 銀座院」の院長を務めていた山口医師は、形成外科医としての深い解剖学的知識と審美眼を兼ね備えた名医として知られています。
藍里さんが山口医師を選んだ決め手は、単に外見を整えるだけでなく、患者の心に寄り添う真摯なカウンセリング姿勢でした。山口医師は「劇的に誰か別の顔にするのではなく、藍里さん本来の魅力を引き出す自然なバランス」を提案し、噛み合わせなどの機能面を損なわない緻密なシミュレーションを重ねました。
医師と患者の間に確固たる信頼関係が築かれたからこそ、彼女は恐怖心を乗り越え、人生を大きく変える手術台へと向かうことができたのです。