物語の核を担うのは、身体を守るために凶暴な細菌と戦う白血球(好中球)役の佐藤健と、迷子になりながらも酸素を届ける健気な赤血球役の永野芽郁だ。白塗りメイクに身を包んだ佐藤健は、キレのある鋭い殺陣で侵入者を駆逐する戦闘エリートを縦横無尽に熱演。一方の永野芽郁は、生命力あふれるコミカルな表情と一途な立ち振る舞いで、過酷な体内環境を健気に駆け回る。
対照的なふたりのキャラクターが生み出す劇的な化学反応は、本作最大のハイライトだ。体内の平和を守るために傷つきながらも奔走する彼らの姿は、単なるエンタメにとどまらない感動的なドラマの深みをもたらしている。