フロアを歩くと、まず目を奪われるのが季節ごとの入荷速報ボードだ。朝どれの瑞々しい果実や、山あいの小さな工房から届く数量限定のクラフトチーズ。入荷と同時に完売するプレミアムな信州牛の加工品など、知る人ぞ知る名品がゲリラ的に並ぶ。このスピード感と鮮度こそが、リピーターを惹きつけて離さない最大の要因だろう。
バイヤーの目利きは極めて鋭い。現地でしか手に入らなかった幻の銘菓や、伝統野菜を用いた新感覚のピクルスが、洗練されたパッケージで鎮座している。スタッフに尋ねると、「今朝、小布施から届いたばかりですよ」と笑顔が返ってきた。東京にいながら現地の旬をリアルタイムで掴み取る贅沢が、ここにはある。