パーラーを訪れた際に外せないのが、職人の目利きとカッティング技術が光る伝統のメニューです。果物の糖度や熟度を完璧に見極めて提供されるデザートは、一般的なカフェスイーツとは一線を画します。
代表格である「銀座パフェ」は、リンゴ、メロン、スイカ、イチゴなど、季節の最上級フルーツが華やかに盛り付けられた一杯です。グラスの底まで妥協がなく、果物の酸味と調和するよう甘さを抑えた自家製クリームやアイスクリームが絶妙なバランスを保っています。春の「あまおう苺パフェ」や秋の「シャインマスカットパフェ」など、旬の時期だけに登場する限定メニューは価格帯にして2,800円〜3,800円前後と贅沢ながら、果物ファンがこぞって足を運ぶ理由となっています。
また、大正時代に誕生した「フルーツポンチ」も必食の逸品です。ワインやシロップをブレンドした特製ポンチ果汁に、一口大にカットされた色鮮やかな果実が美しく浮かびます。どこか懐かしくも洗練された爽快感は、銀座千疋屋でしか体験できない歴史の味です。軽食を好む方には、塩味の効いたパンと軽やかなホイップクリームが果実の甘みを引き立てる伝統のフルーツサンドが選ばれています。