空知先生が商業誌への第一歩を踏み出したのは、2002年。第71回(2002年5月期)天下一漫画賞に応募したデビュー作『だんでらいおん』が佳作を受賞し、『週刊少年ジャンプ』本誌に掲載されたことがきっかけでした。成仏できない幽霊と葬儀屋のコンビを描いたこの短編は、すでに独特の切れ味鋭い台詞回しと人情味あふれる作風が色濃く表れており、編集部内外で高い評価を獲得します。
その後、2003年に読み切り『しろくろ』を発表。そして同年末、満を持してスタートしたのが代表作『銀魂』です。当初はアンケート結果が振るわず打ち切りの危機にも瀕しましたが、第1巻の単行本発売を機に爆発的な口コミが広がり、看板作品へと駆け上がりました。
テレビアニメ化、劇場版映画化、さらには小栗旬主演の実写映画化と、次々とメガヒットを記録。2019年の本誌連載終了から公式アプリでの最終回配信に至るまで、週刊少年ジャンプにおける空知英秋の経歴は約15年半にも及ぶ長期連載となりました。