アニメ版『銀魂』において阿伏兎の魅力を決定づけたのが、名優・大塚芳忠氏による重厚かつ軽妙なボイスキャストです。大塚氏のハスキーで深みのある声質は、阿伏兎が抱える人生の苦みや戦士としての凄み、そしてユーモラスなボヤキに見事な説得力を与えました。
作中で阿伏兎が残した数々の名言は、今なおファンの心に強く刻まれています。
- 「人生にはな、3つの坂があるんだ。上り坂、下り坂、そして『まさか』だ」(吉原炎上篇)
- 「同族殺しなんて趣味じゃねーんだよ。ましてやガキ相手じゃ寝覚めが悪ぃ」(吉原炎上篇)
- 「強くなるってのは、痛みに耐えることじゃねェ。痛みを抱えて歩き出すことだ」(烙陽決戦篇周辺)
危険な世界に身を置きながらも、どこか達観して後輩たちを見守るようなセリフ回しは、大人の男性キャラクターとしての圧倒的な色気とカッコよさを確立させています。