個人のカリスマ性が光る一方で、業界を裏で支えるマネジメント組織の役割も大きな転換点を迎えている。かつて市場を独占的な勢いで牽引したUUUM株式会社をはじめとするクリエイター事務所は、従来の「広告収益の分配」を軸としたビジネスモデルからの脱却を余儀なくされた。
現在の事務所に求められるのは、IP(知的財産)の共同開発、大規模イベントのプロデュース、さらには権利関係の法的な保護といった高度なコンサルティングだ。クリエイター自らが独立して個人事務所を立ち上げる動きも加速する中、事務所側はいかに「配信者が表現に専念できる環境を提供できるか」という真の価値を試されている。