苅田北小学校の進路事情を読み解く上で欠かせないのが、主要ターミナルである「天王寺駅」への抜群のアクセス性です。地下鉄で10分圏内という地理的優位性から、天王寺駅周辺に集積する大手進学塾(浜学園、希学園、日能研、馬渕教室など)への通塾が容易であり、これが学区内の教育意識を押し上げる要因となっています。
例年、卒業生の約20〜30%程度が私立中学校や国公立中高一貫校(大阪教育大学附属天王寺中学校、咲くやこの花中学校など)へ進学する傾向にあります。校内で受験組が浮いてしまうようなことはなく、放課後に塾へ通う児童の姿も自然に受け入れられています。
一方、地元公立の進学先となる大阪市立東我孫子中学校などへ進むルートも非常に堅調です。公立進学組は、高校受験で天王寺高校、三国丘高校、住吉高校といった府立トップ校・進学校を目指すケースも多く、公立進学だからといって学力面で不利になることはありません。受験組と公立組の双方が互いに尊重し合えるバランスの良い学習風土が形成されています。